名古屋シネマテーク通信に注目。

3年ぶりに、ちくさ正文館書店本店で入手しました。ちくさ正文館書店本店は、専門書の選びが凄いです。大阪には、大型書店はありますが、このような人文科学系に際立った書店はありません。私は、大学の頃から、というか大学入試の帰りに、ここでカミュの『不条理と反抗』(人文書院)を購入したのが、ここに行き始めた始まりです。私の書物の知識は、ここで得たといっても過言ではありません。
ここに名古屋シネマテーク通信が置いてあり、大学の頃から全号コンプリートしてきたのですが、3年間の大阪暮らしのために途絶えてしまっていました。ちなみに、ゴダールとかを見始めたのは、名古屋シネマテークというミニシアターの影響です。3年のブランクの間に、いつの間にか誌面がカラーになっています。

パトリス・シェロー監督の『ソン・フレール』の挿入歌は、マリアンヌ・フェイスフルだそうです。
今後の上映予定が興味深いです。井土紀州監督の『LEFT ALONE』の出演は、糸圭(すが)秀実、柄谷行人西部邁松田政男……。