W・E・バトラーについて

黒猫館にて、W・E・バトラーの幻の文庫『オカルト入門』(角川文庫)が公開されていますが、 http://www.cna.ne.jp/~kuroneko/newpage298.html この人はイギリスの魔術師で、光の侍従団を結成していた人です。
薔薇十字会系の英国秘密結社ゴールデン・ドーン(黄金の暁会)で行われた儀礼や秘教的教えについては、イスラエル・リガルディーが『黄金の夜明け魔術全書』(国書刊行会)で完全公開し、白日の下に晒されたわけですが、このゴールデン・ドーンの儀礼や秘教的教えを通信教育で教える試みをしたのがダイアン・フォーチュンであり、さらにダイアン・フォーチュンの影響を受けたオカルティストが、W・E・バトラーです。
W・E・バトラーには、『魔法入門』(角川書店)という著作があります。http://www.geocities.jp/le_corps_sans_organes/page009.html
ちなみに、光の侍従団(ザ・サーバント・オブ・ライト)の使用していたタロットデッキというものがあります。

裏は、こんなかんじです。

これはカルトマンディア(ベルギー)製です。入手しようとすると、アクエリアン・プレス(イギリス)に聞くしかないように思います。