@harapion: 中沢新一が柳田国男の『海上の道』(角川文庫)の解説を書いているが、そこで論じられているのは、稲作文化の伝来の歴史であり、最近の遺伝子のゲノム分析から見た日本人の起源の問題であり、非常に広範な射程を持つ議論である。噛み砕いて書かれているが、背景に柳田に留まらず様々な裏付けがある。
2013-01-29 23:58:28 via web
@harapion: 以上は、アンナ・カヴァンの心理学的解釈。勿論、優れた文学は、様々な解釈を許す開かれたテクストであるから、私と長官の関係に、政治的な戦慄を嗅ぎ取っても良い。
2013-01-29 23:51:04 via web
@harapion: ネガティヴなことしか語らない私自身の声が、別人の声のように幻聴のように聴こえている。だが、考えているのは私自身なのだ。そういう状態がアンナ・カヴァンの文学空間や、セシュエーの記録する少女ルネの内心で起きている。救済の道はこの別人も私の一部として受容し、手を取り合い踊ってみせる事。
2013-01-29 23:47:58 via web
@harapion: セシュエー『分裂病の少女の手記』(みすず書房)のルネの症例と、アンナ・カヴァンの「敵」を比較するといい。少女ルネのいう光の国が、カヴァンの敵なのだ。絶対的な司令官であり、それを前にすると、この私は私自身をコントロールすることすら出来なくなる。コントロールしているのは敵なのだ。
2013-01-29 23:43:00 via web
@harapion: アンナ・カヴァン「敵」(『アサイラム・ピース』より)。「敵」とは、『氷』の世界では長官だろう。この「敵」は、絶対的な権力を持つだけではない。「私」のすべてを知悉している。ここに来て「敵」の正体がわかった。カヴァンは気づいていないかも知れないが、「敵」はもう一人のカヴァンなのだ。
2013-01-29 23:35:34 via web
@harapion: cafarde雑記帳*★アンナ・カヴァン『アサイラム・ピース』刊行URL
2013-01-29 06:03:49 via web
@harapion: アンナ・カヴァン『アサイラム・ピース』(国書刊行会)は『氷』の衝撃の再来である。これは短編集なのだが、冒頭の「母斑」から、かつて寄宿学校で出会った美少女を異国の犯罪者収容施設で目撃し、語り手自身が取り調べを受けるという話なのだ。妥協の入る隙はない。不条理な現実の現前だけがある。
2013-01-29 00:57:57 via web
@harapion: アンナ・カヴァン『氷』(サンリオSF文庫)は、バラードの『結晶世界』から始まるニューウェーブSFの極致であると同時に(NW-SFで描かれる世界は心象風景でもある)、カフカの世界を彷彿とさせる。癒しがたい孤独感、世界の不条理への違和、絶対的な掟と全体主義の悪夢……現実以上に現実的。
2013-01-29 00:46:50 via web
@harapion: アンナ・カヴァン『ジュリアとバズーカ』(サンリオSF文庫)のバズーカは、ヘロインをうつ注射器の事だった。アンナ・カヴァンの底なしの孤独と不安定なこころを見た思いがした。アンナ・カヴァン(筆名=虚構人格)は、ヘロインの打ち過ぎで死んでいる。
2013-01-29 00:40:59 via web
@harapion: アンナ・カヴァンの『アサイラム・ピース』(国書刊行会)が刊行された。アンナ・カヴァンは、サンリオSF文庫の『氷』を読んで、その完成度に打ちのめされた。『愛の渇き』と『ジュリアとバズーカ』は、古書で入手した。
2013-01-29 00:35:23 via web
@harapion: mixiに書いたレビューの一部を、人目につくところに引っ張り出してみた。(SNSだと、どうしても見る人が限られてしまう気がする。)
2013-01-29 00:28:35 via web
@harapion: ブログを更新しました。 『ジガ・ヴェルトフ集団(ジャン=リュック・ゴダール他)『東風』映画評』 URL