2013年10月31日のツイート
@harapion: n個の性といったドゥルーズ=ガタリと、両性具有者エルキュリーヌ・バルバンの手記に序文を書いたフーコーは、性的差異の問題に関しては近いところにいて、これとハイデッガーのオントロジーに性差の問題を加えようとした後期ラカンが対峙する。
2013-10-31 23:52:01 via web
@harapion: RT @hazuma: 精神分析理論の暴力性をドゥルーズ的あるいはデリダ的に批判するとしても、この前提を崩すのは無理があって、別の論理で行くべきだと思う。RT @masayachiba このことが精神分析理論の大前提ですね。RT @hazuma: もしN個の性をもち、みながたが…
@harapion: RT @hazuma: 性が2つあるのに「デフォルトの人間」を考えようという無理から、神が出てきたんだと思うんだよね。RT @masayachiba なるほど。うーん、確かに身体的な男女差の問題は巨大だと思います。ここをどう扱ったらいいかはまだ考え中で、「デフォルトの人類」とい…
@harapion: RT @hazuma: ぼくたちがもしN個の性をもち、みながたがいに多様に交わり子供を産み出すことができる生命体だったとしたら、超越性や神についての認識は大きく変わっていたことと思う。性が2つあること、そして2つ「しか」ないことが、ぼくたちの思想を大きく規定している。
@harapion: RT @masayachiba: その場合、男/女の身体差は、もっと個別の身体差(障がいとかのケース)よりも大きくはっきりある(そして哲学的により重要)、ということになりますか。「障がいの哲学」路線だと、そこで身体差の複数化・細分化を言いたくなるのですが。@hazuma
@harapion: RT @hazuma: 男性と女性は身体の構造がぜんぜん違うのに同じ人間ということになっている、それそのものが奇跡というか不可能な話なのだ、みたいにしてハイデガーの哲学に性差を入れていったのが後期ラカンだったのだと最近ようやくわかってきた。
@harapion: RT @masayachiba: なるほど。この立論に対して同性愛論からどうカードを投げるか、考えておきます。RT @hazuma: キャラクター/プレイヤーの存在論的循環で、そこを抜け出るにはぼくの哲学では郵便的/生殖的/現実界的経験をもってしありえないので、要は性差がなけれ…
@harapion: RT @hazuma: キャラクター/プレイヤーの存在論的循環で、そこを抜け出るにはぼくの哲学では郵便的/生殖的/現実界的経験をもってしありえないので、要は性差がなければセカイ系的なループは脱出できず、したがってまどまぎは女の子しかいないのでだめなんじゃないかとか、そんな話をい…
@harapion: RT @hazuma: ちなみに存在論的差異の問題はオタク評論(「ゲーム的リアリズムの誕生」)の語彙で言えばキャラクター/プレイヤーのレベル間差異の問題なのだけど、今度の東京創元社の評論では、キャラクター/プレイヤー問題はじつは性差の問題だったのだという議論になっている。
@harapion: RT @hazuma: 存在論的差異が性的差異と連動しているとすれば、郵便的はどちらかといえば生殖(妊娠)の問題で、「存在論的、郵便的」とはすなわち「セクシュアリティ、妊娠」という意味のタイトルだったのではないかとか、そんな意味不明なことを考えている毎日です。
@harapion: RT @masayachiba: ゲシュレヒト。RT @hazuma: ちなみに、ぼくは最近存在論的差異と性的差異の関係について考えている。千葉さんであれば、デリダにその名も「存在論的差異、性的差異」というタイトルの論文があることも知っているはず。
@harapion: RT @masayachiba: ぜひ!RT @hazuma: ここは深いので千葉さんとの対談で話すことにするよ!
@harapion: RT @masayachiba: 「郵便的」であることを「継承」はできないわけです。デリダの言う「郵便的」というのは、行き先不明になるということなので。
@harapion: 千葉雅也氏の『動きすぎてはいけない』の帯に、東浩紀氏が「本書は『存在論的、郵便的』の、15年後に生まれた存在論的継承者だ。」と書いているのですが、郵便的継承者ではなく、存在論的継承者としているのが引っかかります。いや、なに、あの本では郵便的の方が肯定的な意味を持たされていたので。
2013-10-31 22:34:54 via web
@harapion: 千葉雅也氏の『動きすぎてはいけない ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学』(河出書房新社)をようやく入手することが出来たので、当面、この本の読解に専念することにします。リゾーム的なネットワーキングの形成とか、接続面に力点を置いた読み方をしてきたので、切断を強調する読み方が新鮮です。
2013-10-31 22:24:38 via web
@harapion: 前回、2007年に喜国雅彦氏の推薦文つきで復刻したときは、夢野久作『ドグラ・マグラ』はピンク色、小栗虫太郎『黒死館殺人事件』は、オレンジ色の背表紙でしたが、今回のポケミスの背表紙は黒です。
2013-10-31 22:17:06 via web
@harapion: 【朗報】次の本がボケミスから「丸善 ジュンク堂 限定復刊」しました。浜尾四郎『殺人鬼』、小栗虫太郎『黒死館殺人事件』、夢野久作『ドグラ・マグラ』、アドリアン・C・ドイル&J・D・カー『シャーロック・ホームズの功績』、ジョン・ディクスン・カー『コナン・ドイル』。
2013-10-31 22:10:25 via web