2015年11月06日のツイート
@harapion: 今頃になってリツィートされる方がいるので。#15secretroom がついているツイートは、ストロベリーソングオーケストラの演劇作品「密室のテキスト」のために考えた台詞です。当時書いた記事。URL
@harapion: RT @urbangarde: 【拡散お願い】松永天馬集英社文庫web連載『少女か小説か』第7話『前髪ぱっつんオペラ』掲載。前髪は過去と未来を切り分ける。挿画は宮崎夏次系さんです。#アーバンギャルドURL URL…
@harapion: こう考えるとわかり易いかもしれない。『自撮者たち』を読むとき、読者がの前に展開されるのは、記号の森である、と。ボードリヤールの描くシミュラークルの世界を視ることになるのだと。資本主義の世界のなかで、絶え間なく記号が生産され、<少女>もまた生産され続けているのだと。
@harapion: コリン・ウィルソンやドストエフスキー、大江健三郎といった人は、生のリアリティー、現実以上に現実感のある世界に肉薄しようとする。読む人は、あたかも自身が体験したかのような感覚を覚える。他方、倉橋由美子や三島由紀夫といった人は、観念の劇の構築に向かう。『自撮者たち』は後者に属する。
@harapion: 初期の倉橋由美子は、サルトル・カミュ・カフカの三位一体で、ビュトールの手法を導入した小説『暗い旅』を書くなど、模倣による創造を行った。松永天馬著『自撮者たち』は、様々な文化事象を連想させるアイテムの使用、手法や文体の実験、知的処理において、文化的背景は違うが、倉橋と同傾向を持つ。