2015年12月06日のツイート
@harapion: 『ゲンロン1』「昭和批評の諸問題?」の柄谷評価に関して。小森健太朗著『探偵小説の論理学』(南雲堂)「第二部 第七節 柄谷行人の「形式化の諸問題」について」を読むと、ラッセルとラムジーに遡って検証し、柄谷のゲーデルの不完全性定理の使い方に問題があることがわかるので、ご一読あれ。
@harapion: 『ゲンロン1』「昭和批評の諸問題1975?1989」では、『批評空間』という閉ざされた言説空間の問題性を浮上させる。『GS・たのしい知識』で浅田がフーリエの『愛の新世界』を取り上げたのに対し、柄谷には理解できない怪物的思考への関心はない。ただ、柄谷が抑圧したのはそれだけなのか。
@harapion: 『GS・たのしい知識』(第I期:冬樹社、第II期:UPU)のコンセプトは、「知的倒錯の企て」。『GS』が、電話帳のように厚かったのは、知的倒錯力をアップさせるためではなかったか。(私は、ここで「老人力」のような言葉の使い方をしている)
@harapion: 『ゲンロン1』「昭和批評の諸問題1975?1989」の主題のひとつが「『批評空間』の党派性」「制度化する現代思想」への批判。思うに『GS』は愉しかったのに、『批評空間』では抽象性・論理性が前面に出て、建築や数学は許容されるが、サブカルチャーや博物学的思考が締め出された観がある。
@harapion: 『ゲンロン1』(72頁)対談「昭和批評の諸問題1975?1989」では、『「浅田彰」―「知」のアイドルの研究読本』(プレジデント社)のことまで言及されている。で、表紙を見ての反応は、というと……。一同 (笑)。 URL