2016年06月25日のツイート
@harapion: 内なるドストエフスキーとトルストイを対話させてみる。どちらかが正解で、どちらが間違いというわけではなく、そのどちらにも理があるのだ。ドストエフスキーはトランセンデンタルなところがあって、形而上の難問を考える特徴がある。対してトルストイは善悪問題、道徳。互いに補い合うところがある。
@harapion: 米国では、共和党のドナルド・ジョン・トランプが大統領になる可能性が出て来て、一方、英国はEUを離脱した。現在の世界の動きは、内向きの思考が優勢になりつつある。端的に言えば、自民族中心主義的で、土着重視の思考。確かに、それが浮上するのはわかるけれども、それだけで未来が開けるのか。
@harapion: ドストエフスキーが、民族性や宗教性において内向きの解決に向かったと言うのならば、トルストイは全人類的な、どこの民族であっても通用するような解決を志向していたのではないか。前者は現実的な解決であるのに対し、後者はユートピア的なコミューンを志向していたのではないか。
@harapion: ドストエフスキーは『カラマーゾフの兄弟』で、主人公のアレクセイ・カラマーゾフを、ロシア正教のゾシマ長老に寄り添わせたが、トルストイは「セルギー神父」でロシア正教も俗世と同じ虚偽と偽善だらけだとし、こうなったのはキリストの弟子が悪かったからだとし、原始キリスト教に向かった。
@harapion: ドストエフスキーは、ロシアの民族性や土着的宗教を重視した、内向きで、かつ、根源に根差そうとする方向性の解決をしたと言える。ドストエフスキーが問題視したのは、ロシアの大地から遊離した知識階級が、頭でっかちになり、無神論的ニヒリズムという悪霊に取り憑かれてテロルに至る事だった。
@harapion: ドストエフスキーは、ロシアの大地に根付かない西欧派を嫌い、ロシア正教こそ是とした。対するトルストイは、原始キリスト教的で、クロポトキン寄りの(但し、クロポトキンの第一次世界大戦を評価と意見対立があった)アナキズムに組するトルストイ運動を始め、ロシア正教会から破門された。
@harapion: 【放送後記&セットリスト】アーバンギャルドの浜崎容子さんが登場!『元スパンクハッピーの菊地成孔と、現アーバンギャルドの浜崎容子の粋な夜電波』。『菊地成孔の粋な夜電波』(金曜24時〜)第265回(2016年6月24日)放送分。 URL
@harapion: RT @irukatodouro: 今回の株価下落で、年金がどれだけ溶けてしまったかを報じたテレビはあるの? 安倍政権が国民の年金を50%株に突っ込んでしまったんですけど。なんで庶民に知らせないの? 兆単位の損失だよ URL
@harapion: 安倍首相 “神の水”に続き「ガリガリ君」まで事務所費に計上 URL #日刊ゲンダイDIGITAL〈赤城ガリガリ君コーンポタージュ×2 ¥252〉、「セブンイレブン衆議院第一議員会館店」でご購入。変わった味を試したかったということか。
@harapion: 『アーバンギャルド☆クロニクル【解説篇】』(今夏刊行予定『前衛都市を知りたい子供たちVol.2』収録予定)登場人物一覧。日本人篇、音楽・芸能関係篇は、また次回。(今日のだけでも、かなり異様な読み物になっていることは予想できますよね。)