はらぴょんが歌う?

実は「はらぴょんが歌う」という提案が、ごろにゃんさんからあるのですが、うーん、どうなんでしょうか。はらぴょんに歌わせるのは、禁断のタブーかも知れないですよ(笑)。
はらぴょんは、中学2年の頃までは、「君は音程がおかしいから、口パクをしていなさい」といわれる部類の人でした。中学3年のとき、校内のクラス対抗の合唱コンクールで、ハレルヤ・コーラスを歌うことになって、「いいから。思い切って、伸び伸びやりなさい。」とおだてられ、口をしっかり開けたら、それほど変ではないことが判りました。その代わり、肺活量がないくせに、やたらと声量があることが判りました。それまで、音程が変だったのは、はらぴょんが極度に内向的で、口を不完全に開けていたからでした。このときハレルヤ・コーラスは、コンクールで一位になりました。
はらぴょんは、高校になって、友人とともに合唱部に入りました。そこで、コンコーネとか、サトウハチロー作詞の「おかあさん」とかを歌いました。しかし、その合唱部は、女性ばかりで、男性は私と友人の二人しかおらず、顧問の先生によって退部させられました。
合唱部では、部長よりも、インストラクターの方が仕切ってるかんじで、「はらぴょんは腹式呼吸でないからだめ、複式呼吸というのはね、私がやるから、私のお腹に手を当ててごらんなさい…」と、なんどもしごかれました。夏休みには、その一年上の先輩の自宅で、特訓があり、招かれました。
そのインストラクターに、「はらぴょんは、アルトでしょ。いま、ソプラノを歌ってなかった?」といわれたことがあります。平常時は、なにをいっているか聞き取りにくいほど、低音だったりしますが、歌うとなると、なぜか高い声が出ます。
カラオケでは、オフコースの「Yes No」(これは、そのインストラクターが好んだ楽曲です。)とか、アリスの「今はもう誰も」とか、ピチカート・ファイヴの「東京の夜は七時」とか、戸川純の「諦念プシガンガ」とか、ガッチャマンの歌の<誰だ誰だ誰だ>の部分を<原田原田原田>にして歌います。ここ数年は、カラオケする機会もありません。
はらぴょんに歌わせるのは、騒音公害かも知れず、未知の危険性を孕んでいます。パンドラの箱を開けますか?