2011-12-01から1ヶ月間の記事一覧
「エロティシズムは、死に至るまでの生の称揚である」(ジョルジュ・バタイユ)という言葉通りに、「煉獄の彼方へ」は<禁制>と<侵犯>がせめぎ合う究極の愛の世界を描き出します。 愛が至純であるだけ、世間に背を向けたものとなり(共同幻想に逆立する…
2011年のクリスマス・ソングです。 歌詞のなかに、2011年に日本に起きた出来事が刻み込まれています。 この曲は、悲劇的な事実に触発されながらも、事実を超えることが目論まれています。 そこで参照されるのが、ナグ=ハマディ文書のなかの「トマス福音書」…