2012年10月12日のツイート
@harapion: 哲学理論で、こっちが○で、こっちが×、それは判る。しかし、その哲学を表象代理をするような、似た絵を持ってきて、いつの間にか、絵の優劣の価値判断までされてしまう。哲学の代理戦争で、他ジャンルを巻き込むのは、もう終わりにしたほうが良い。
2012-10-12 23:02:02 via web
@harapion: 会田誠の「美術に限っていえば、浅田彰は……」について言えば、浅田はフェルメールが〇で、レンブラントが×というが、あれは自分の哲学の絵解きであって、光と闇の弁証法がレンブラントに、ポストモダンがフェルメールへと当て嵌められているが、絵画で哲学の代理戦争をされるのは迷惑な話だよね。
2012-10-12 22:56:12 via web
@harapion: 「マル・エン」に対して、「私怨」があるわけではない(注……駄洒落です、一応)。最近、『経済学・哲学草稿』を買ったばかりだし……。ただ、このジャンル、まじめすぎる人が多すぎて、よろしくない。解放の哲学なら、もっと開放的に、冗談を飛ばすくらいの事があってよい。
2012-10-12 22:46:16 via web
@harapion: マル・エン選集の中身を引き抜いて、マルクス兄弟のDVDを隠すとか……。
2012-10-12 22:33:44 via web
@harapion: 会田誠「マルクスの奥にエロがあった」(『カリコリせんとや生まれけむ』幻冬舎文庫に収録)が面白すぎる。但し、本の奥、マル・エン選集の裏に隠すというのは、まだまだ甘い。箱入りの本なのだから、箱の中身を棄ててしまえば、もっと隠せるんじゃないかな。
2012-10-12 22:30:07 via web
@harapion: @alekseytanaka それはそうと、竹本竜都さんが助監督のドラマ「赤い霊柩車」は、ご覧になりましたか。アレクセイさんが興味のあるミステリとは、ジャンルが違うかも知れませんが……。
2012-10-12 01:27:39 via web to @alekseytanaka
@harapion: @alekseytanaka 一方、中沢新一が単なるアミニズムなのか、疑問です。人間と自然、あるいは機械と自然のキアスム(メルロ=ポンティの用語で、相互に入り組んだ状態)を終始問題にしてきた思想家という方が、正確な気がするのですが。判りやすいレッテルは、論争に有利ですからね。
2012-10-12 01:23:06 via web to @alekseytanaka
@harapion: @alekseytanaka 『中井英夫スペシャルI 反世界の手帖』幻想文学出版局75頁と、吉本隆明対談集『不断革命の時代』河出書房新社43頁は必読です。
2012-10-12 01:11:17 via web to @alekseytanaka
@harapion: @alekseytanaka 焼土と化した日本の光景は観念ですが、石原が中国を刺激することで、具現化できるかも知れない、そういう期待が見え隠れします。無条件降伏をせずに、本土決戦という発言は、何度も眼にしましたので、中井英夫に説教された話は、わが意を得た思いがしました。
2012-10-12 01:05:04 via web to @alekseytanaka
@harapion: @alekseytanaka 日本は無条件降伏をしたので、ニッポン・イデオロギーが内部から自壊、観念による観念の廃滅が不全に終わり、未だニッポン・イデオロギーが存続しているというわけです。
2012-10-12 00:57:07 via web to @alekseytanaka
@harapion: @alekseytanaka ニッポン・イデオロギー批判をするためには、イデオロギーの外部が必要です。伝奇小説ではコムレ一族が外部でした。実際版では何かというと、日本が本土決戦をし、焼土と化したならば見出された光景です。しかし、この光景は観念的なものです。
2012-10-12 00:53:08 via web to @alekseytanaka
@harapion: @alekseytanaka 笠井さんのニッポン・イデオロギー批判は、かつての「日本的構築」批判の延長線上にあり、伝奇小説コムレ・サーガ連作で展開されたウラ日本史観の社会思想版だと思います。コムレ・サーガでは、コムレの民と呼ばれる縄文民族の末裔が、外部の人として措定されます。
2012-10-12 00:47:42 via web to @alekseytanaka
@harapion: @alekseytanaka (1)笠井史観に対して反証をしている人を見つけました。URL (2)私の疑問点 URL URL
2012-10-12 00:30:10 via web to @alekseytanaka
@harapion: 個人的には、エドガー・アラン・ポー、ハーマン・メルヴィル、トマス・ピンチョンが、注目すべきアメリカ作家。サリンジャーの創造したシーモア・グラスは、今なお、心にひっかかっているが……。
2012-10-12 00:11:58 via web
@harapion: 先ほど挙げた作品は、戦後の日本文学のなかで特に良いと思われるもの。村上春樹は、これらの戦後日本文学の継承者であると同時に、レイモンド・カーヴァー、チャンドラー、サリンジャーらアメリカ文学の影響を受けている。果たして、村上は戦後文学の水準を超えたといえるのか。
2012-10-12 00:04:05 via web