2012年10月21日のツイート
@harapion: ブランキ『天体による永遠』岩波文庫、付録として監獄年表がついている。ブランキという人、監獄から監獄へという人生だったんだ。ジャンルは違うが、澁澤龍彦の『サド侯爵の生涯』の年譜を見たときも、そう感じた。閉じ込められた者の夢想としての奇書の誕生。
2012-10-21 00:43:02 via web
@harapion: ローザ・ルクセンブルグ: URL 勿論、この話をしているわけではない。
@harapion: それにしても、科学的社会主義が主導権を握る前のアンダーグラウンドな思想潮流は、何と豊潤なことか。エピキュリアンなフーリエも、ストイックなブランキも、その著書にはシュルレアリスムとも、神秘思想とも取れる要素が含まれている。
2012-10-21 00:25:02 via web
@harapion: シャルル・フーリエの場合、ファランジュと呼ばれるユートピア思想があった。が、ブランキの場合、ユートピアの観念は欠如しているようだ。終始、黒い服を好み、コーヒーもアルコールも口にしなかったというブランキはストイックであり、一切を削ぎ落とした果てを希求していたようだ。
2012-10-21 00:18:42 via web
@harapion: プランキの『天体による永遠』と、フーリエの『四運動の理論』『愛の新世界』との比較をしてみたい気がする(先行者はいるのだろうか)。また、「天体嗜好症」(稲垣足穂の言葉)という観点から、ポーの『ユリイカ』との比較も面白いかも知れない。
2012-10-21 00:12:17 via web