2013年03月19日のツイート
@harapion: 内藤三津子『薔薇十字社とその軌跡』(論創社)。渡辺温や大坪砂男の刊行を着想させる松山俊太郎の存在も大きいが、それらの全作品を集める係が、後に『幻影城』を創刊する島崎博というのも凄い。内藤三津子さんの人脈は、眼を見張るものがある。
2013-03-19 00:27:12 via web
@harapion: 内藤三津子『薔薇十字社とその軌跡』(論創社)、勿論『血と薔薇』から薔薇十字社、そして出帆社と、編集者内藤三津子の辿った道は澁澤龍彦と並走するものであったのだが、松山俊太郎による示唆も大きい。渡辺温『アンドロギュノスの裔』も『大坪砂男全集』も、松山の勧めだと言うのだから。
2013-03-19 00:21:04 via web
@harapion: 竹本健治氏の『闇に用いる力学』(光文社「ジャーロ」連載中)は、『幻影城』出身の竹本氏が、『地球ロマン』的世界を作品に取り込むことで、集団的な狂気に迫ろうとする試みだと考えている。
2013-03-19 00:10:28 via web
@harapion: 内藤三津子『薔薇十字社とその軌跡』(論創社)読了。この本の68頁あたりに書いてある三崎書房(林宗宏社長)から、紀田順一郎・荒俣宏による『幻想と怪奇』が刊行されるが3号で倒産。その後、林宗宏夫人が絃映社を立ち上げ『幻影城』と『地球ロマン』が刊行されるという話も興味深いエピソード。
2013-03-19 00:04:08 via web