2013年05月21日のツイート
@harapion: 竹山道雄は、『失われた?春』(新潮文庫)のあとがきで「エッセーとも小説ともつかない形のもの」と言っている。事実を含んでいるからだろう。あとがきには「ナチスが人間の精神を内から改造する方法を用いている」、「洗脳」(原文は旧字)という文言が含まれている。(210頁)
2013-05-21 21:59:12 via web
@harapion: 竹山道雄『失われた?春』(新潮文庫、10頁より、続き)「それを斷われば、目に見えない壓迫が加わる……。」、『失われた?春』は小説だが、小説の狙いからして、事実を言っているように思える。相当、気持ち悪い制度だと思う。この後、小説の登場人物は、日本の人間魚雷の話もしている。
2013-05-21 21:51:19 via web
@harapion: 竹山道雄『失われた?春』(新潮文庫、10頁より)ナチス時代のドイツ。「戰意昂揚の一方便として、―前線から休暇をもらって歸ってきた兵士は、いかなる女性をも、それが人妻であれ、娘であれ、自分の好むものを『指名』することができる。そうして、三日なり五日なり同棲することができる。」
2013-05-21 21:44:55 via web
@harapion: 元々はサルトルが始めた新聞ということで、試しにLibérationをフォローしてみたら、三池崇史監督が名古屋で撮った『藁の楯(Shield of Straw)』を紹介していた。URL
2013-05-21 18:18:31 via web
@harapion: RT @liberation_info: Takashi Miike, quand y a du yen, y a pas de plaisir URL
2013-05-21 18:09:54 via web
@harapion: Gilles Deleuze et Claire Parnet URL
2013-05-21 13:48:29 via web
@harapion: 笠井潔『ヴァンパイヤー戦争』では、吸血鬼は善にひっくり返った。で、登場人物であるムラキは、矢吹駆っぽい特徴がある。というわけで『吸血鬼と精神分析』でもどんでん返しが起きると思ったら、起きなかった。これはミステリ特有のミスディレクションなのか、本質的な何かが生じているのか?
2013-05-21 07:40:40 via web
@harapion: 笠井潔『ヴァンパイヤー戦争』は、一見悪と思われた吸血鬼が、善にひっくり返ることによって、日本史の捉え方も180度変わるという解放感があって、物語の中心部に吸血鬼がいるのは、ちょうど『血と薔薇のフォークロア』を書いた栗本慎一郎と同じで、バタイユの代わりに吸血鬼がいるのだと思う。
2013-05-21 07:36:26 via web
@harapion: シャーロック・ホームズの対極を考えたとき、吸血鬼のような非合理的なものが浮かんで来ました。ここで気になるのが「サセックスの吸血鬼」です。ホームズものでありながら、吸血鬼ものというこの短編は、晩年の作品とのこと。コナン・ドイルが妖精やスピリチュアルに凝り出した頃の作品のようです。
2013-05-21 00:45:31 via web
@harapion: フロイトは、エディプス・コンプレックスを指摘し、治療によって再度、社会生活に戻そうとした。つまり、鍋蓋で言うと、蓋の側です。マルクスは社会の病理を指摘し、社会の仕組みを改変しようとした。つまり、鍋蓋の鍋の中の側の発想です。ホームズは、非合理と戦う合理性の側の立場でしょうか。
2013-05-21 00:40:54 via web
@harapion: シャーロック・ホームズが、ヴィクトリア朝時代の探偵であった事から、虚構と現実をごっちゃにすれば、ロンドンの図書館で、ホームズがマルクスやフロイトに遭遇してもおかしくないという話がある。この時代の抑圧的で偽善的な道徳に対して、異なる立場から分析のメスを振ったと言うのです。
2013-05-21 00:34:02 via web