2017年03月05日のツイート
@harapion: RT @kaiganoshoujo: 「音楽のレッスン」1877年フレデリック・レイトンFrederick Leighton, The Music Lesson URL
@harapion: アルベール・カミュの『ペスト』も、主人公ベルナール・リウーは医師だから、医療系の話といえる。伝染病を相手に、オラン市の人々が、立場を超えて連帯して戦う話。カミュにはペストを題材にしたスペクタクル演劇がある。『戒厳令』。こちらは、あまり成功作とはいえない。
@harapion: 『A LIFE』は、某局の医療系ドラマ(便宜的にXと呼ぶ)を意識して作られていて、Xは勧善懲悪型(失敗しないスーパードクターVS権威や地位に依存する医師)で、水戸黄門方式(決まった時間に決め台詞がある)だが、『A LIFE』は簡単… URL
@harapion: そうそう、前回の「けものフレンズ」。名古屋港水族館のおねえさんのペンギン解説が出て来て、吃驚しました。確かに、あそこはペンギンが多い。人工的に雪が降りてくるところの下に行って、雪があたるように、ペンギンが胸を突き出したりしている。
@harapion: RT @kusama2017: 【今日のわがたま】連作「わが永遠の魂」より《青い海の底》2010年©YAYOI KUSAMA#草間彌生 #わが永遠の魂 URL
@harapion: @sigeros1969 神と人の一体化を体現化したサーダ・タルマハヤという概念は、新プラトン主義を連想させます。私が神を見るのではなく、神が神を見るのだという思考です。私と神が一体化しているので、神が神を見るという事になります。iq似た思考は、東西に偏在してます。#精霊の守り人
@harapion: RT @sigeros1969: @harapion ご返信、痛み入ります。昨日のロタ祭儀場の場面に関して見ると、原田さんの示された解釈は大変興味深いものと感じます。
@harapion: @sigeros1969 バルサの場合、ジグロから教えられた短槍の持つ力(この力も人を殺しもするし、人を守りもする)を、アスラの持つ特殊能力と重ね合わせて考えているのじゃないでしょうか。力を得た人間の次の課題は、力のコントロールです。で、倫理が関係してきます。#精霊の守り人
@harapion: RT @sigeros1969: @harapion アスラの「力」は何ら特殊でなく、もしかしたら誰にもあるものかもしれない(少なくともバルサはその源泉が自分の中にもあると気づいていた)。それが何らかの仕方で表面化して、世界に作用するとなると、いともたやすく世界そのものが割れて…
@harapion: @sigeros1969 「#精霊の守り人」のアスラの場合、神と人が一体化したサーダ・タルマハヤになるかも知れない、その徴があるとされていますから(母トリーシアは、自分には見えない霊的世界が、アスラには視れる事に驚いています)、霊的なものが元になった物理的作用ではないでしょうか。
@harapion: RT @sigeros1969: @harapion ただアスラの「力」は人のみならず野生の狼などにも及ぶものであるとすると、「力」それ自体としてはここでは単純に「物理的な作用」と捉えるのが妥当なのかな?という気もしています。
@harapion: @sigeros1969 ドラマに対する作品論と、そこから得た知を現実に生かす事。二段階で見るということです。現実への有用性の観点から、ダイレクトに作品を捉えると、作品の創造性の全体像を掴み損ねるかも知れない。そんな事が気になりました。
@harapion: @sigeros1969 解釈の手順としてはドラマに対し、テクストに沿ってテクストを読むように、虚心に見ていくのが良いのではないか。その上で、私たちが現実世界を生きる上で、そこから知恵や指針を導き出すのならば、プラグマティックに解していけばいいのではないか。そんな事を考えました。
@harapion: RT @sigeros1969: @harapion これは必ずしも「あちらの世界」の絵空事ではなく、「この世界」の現実なのだという認識を持つことは、昨今の「エモい世の中」に対峙する上で重要な視点になるのかもしれないなあ、と思えたりしています。長々と失礼しました。
@harapion: RT @takemootoo: 『匣中的失樂』(小知堂・台北)と『匣中失?』(新星出版社・北京)。ちなみに「匣中的失樂」をグーグルで訳すと「オルゴールの損失」に。 URL
@harapion: RT @kodanshabunko: 竹本健治氏のゲーム3部作第1弾『囲碁殺人事件』URL 早くも重版決定!竹本氏のインタビューはこちら→ URL また、三角柱POPをご用意しておりますので、店頭に…
@harapion: RT @takemootoo: 『しあわせな死の桜』の書影出た。本体価格2200円。講談社。3月15日発売。 URL
@harapion: RT @mundburg: @harapion 『迷宮の神』は、大好きです。頭がいいからエロいというのは、想像力というのは、言葉にかかわるからでしょうか。語彙のあるほうが、表現が緻密になる。
@harapion: RT @noji2207: @harapion 小知堂版の四代奇書は既に絶版です。その後、担当編集者が立村文化有限公司に移り、2013年にそこで版権が切れている「黒死館殺人事件」「ドグラ・マグラ」のみ出しましたが、時間が経っていますのでもしかしてそちらも入手できないかもしれませ…
@harapion: @mundburg コリン・ウィルソンの小説で好きなのは『暗黒のまつり』、異様な生命感が溢れた本でした。『迷宮の神』はオカルト小説に分類されていますが、エロかったですね。頭のいい人の方がエロいのかな。『ツグミはツグミの森』の真ん中辺とか、『マヤ最終予言「夢見」の密室』の初めとか。
@harapion: @mundburg 早川でしょうか。裏に若いコリン・ウィルソンの写真が載っている。ペヨトルからも出ましたが。中身についていえば、初期という事もあって理屈っぽい印象が否めない本でした。『ロイガーの復活』『賢者の石』と、ストーリーも強化され、徐々に手慣れた感じになって行きましたが。
@harapion: RT @mundburg: @harapion うう、嫌な表紙ですね。現代文明の病弊を、精神寄生体に象徴させる。そこからの脱出の方法として、超能力を持ってくる。しかし、超能力などない自分には、時代の閉塞感のみが、のしかかってきて。初読の悪寒が、蘇ってきました。中学生だったかな。
@harapion: 小知堂から出た日本の四大ミステリー、amazonでは扱ってない?(『匣の中の失楽』だけは丸善の船便で手に入れた。一ヶ月近くかかったので、申し訳なくて他の三大ミステリーは頼んでいない。)URL
@harapion: Beyond The Occult: Twenty Years' Research into the Paranormal Colin Wilso... URLペヨトル工房の刊行していた『超オカルト』。
@harapion: ウィルヘルム・ライヒだけでも衝撃的なのに、赤瀬川原平によって『櫻画報大全』みたいになっている!現在、ライヒで入手可能なのは、マイロン・シャラフの評伝と、『ファシズムの大衆心理』くらいなので、ここから流れが変われば。コリン・ウィル… URL
@harapion: RT @Aoyama_book: ウィルヘルム・ライヒ 片桐ユズルさん 訳『復刻版 きけ 小人物よ!』(新評論) が入荷しています。ナチス独裁が確立する時代、自由を懼れ権力にすすんで隷従する人間の心性を直視せよと説きつづけたライヒ。赤瀬川原平さんによる四二点におよぶ挿画も。ぜ…
@harapion: RT @KinoShinjuku: 【3階】度肝を抜く、自己刷新本の真打ち登場!異端の精神分析家ウィルヘルム・ライヒによる『きけ 小人物よ!』(新評論)。自らの卑屈さを捨てよ、尊厳を取り戻せ、と檄をとばす解放と感動の書!赤瀬川原平による挿画42点も収録!はっきりとヤバい本です!…
@harapion: @sigeros1969 P・K・ディックの『アルファ系衛星の氏族たち』というSFを連想しました。氏族ごとに異なる精神の歪みを持った人たちがいて、どの氏族が優勢になるかによって、世界の見え方が変わる世界。「#精霊の守り人」では、ロタ人とタルの民で世界観の争いが起きています。
@harapion: @sigeros1969 アスラの霊的な力で、ロタ人の世界観が罅割れて砕け散る時に一瞬の間だけ露呈するのは、タルの民の魂の交感(コミュニカシオン)を可能にする滑らかな空間。それまで<外部>を知らなかったロタ人が、世界観の<外部>に触れると、衝撃で生きられなくなる。#精霊の守り人
@harapion: @sigeros1969 ロタ人のつくった世界の共同主観的存在構造、或いは条理空間に対抗するタルの民(ロタ国の中では排除された少数民族)の異質な世界観が、アスラから霊的な力を注入されてアンタンシテ(強度)を持つ時、ロタ人の世界観は罅割れ、壊れ始める。#精霊の守り人
@harapion: RT @sigeros1969: 「世界が割れる」というのは、あの描写を形容するのにとても良い表現に思う。たとえ子どもの「小さな力」でも、それを或る一点に加えると世界はそこから刺激(アフィキ)されて、次々と「自分で割れて=壊れて」いく。まさに「この世界」じゃないか。 #精霊…
@harapion: 新・チロリンの「涙は少女の武器」に、天使も悪魔も出てくるとあっては、「あくまで悪魔」のモチーフは、「涙は少女の武器」まで遡れると言ってもいいかもしれない。アーバンギャルド - あくまで悪魔URL