2013年01月15日のツイート
@harapion: 大島渚『愛と希望の街』に、サルトルの『聖ジュネ』を代入してみよう。ジャン・ジュネは「お前は泥棒だ」と名指しされ、対他存在(疎外態)になるが、その泥棒というレッテルを引き受けることで、自覚存在となる。大島の少年も、サギ的な鳩売りであることを自覚的に引き受けることで、社会に対峙する。
2013-01-15 23:53:36 via web
@harapion: 大島渚『愛と希望の街』。鳩を売り、鳩が逃げて戻って来ると、再度売る少年の話。少年は貧しく、少女は裕福な家庭の子。少女は同情して父の工場に少年が就職できるよう交渉するが、鳩の件がばれると、誰もが自分の立場を選ばざるを得なくなる。少年は再度鳩売りを決断し、少女は鳩を兄に撃ち殺させる。
2013-01-15 23:49:26 via web
@harapion: 大島渚の『絞首刑』は、サルトル的な状況劇だと思う。Rの想像力と死刑執行人の想像力は対抗関係にあり、Rは自分自身がRであることを自覚して、死刑執行の条件が揃うが、Rは無罪を主張、殺人が悪なら、国家による殺人も悪だという具合に、弁証法的に事が進む。これは閉塞的な出口なしの状況である。
2013-01-15 22:54:37 via web
@harapion: 【拡散希望】 能條紫編(のうじょう しあ)&能條縫悠(のうじょう ぬう)「どうきゅうせい」 作詞 :能條紫編(7歳、第23回神奈川子供の詩展覧会、小田原市長賞受賞)、作曲:MILKHOUSE 聴けます→URL 七歳の蝉と、しあちゃんは同級生!
@harapion: 多治見市滝呂地区というのは、美濃焼で知られる地域……。
2013-01-15 01:15:10 via web
@harapion: 【瑞浪の超深地層研究所と、土岐の核融合研究所】 前者は核廃棄物の地層処分が行われる可能性があり、将来的に飲料水等は大丈夫かという問題がある。後者は、トリチウムや中性子が発生する重水素実験をした場合、近隣の多治見地区の滝呂小学校や笠原小学校等に影響はないかが気になります。
2013-01-15 00:57:26 via web
@harapion: ルドルフ・シュタイナーの『人智学・神秘主義・仏教』(人智学出版社)から、シュタイナーはショーペンハウアー経由の仏教解釈に依拠している事がわかる。その他、ノイマン、オルデンベルク、ハックマン、ダールケ、ピッシェル、シュルツェ、ジルバーナーデルらの仏教研究書も読んでいたようである。
2013-01-15 00:30:05 via web
@harapion: ヘルマン・ベックは『仏教』の段階で、ルカ福音書と仏教の間の関連に気付きかけていたが、外面的な学問研究では解明できないとして、シュタイナーの方に向かったという。ベックは、大乗仏教の理念がゴルゴタの秘儀で実現したという立場。(学問的に評価されるのは『仏教』までなんでしょうね)
2013-01-15 00:13:18 via web
@harapion: 『仏教』(岩波文庫)を書いたヘルマン・ベックは、その後、ルドルフ・シュタイナーの人智学に傾倒し、『秘儀の世界から』『インドの叡智とキリスト教』(平河出版社)を書く。ベックにおいても、仏教からキリスト教への影響があったという説が引き継がれている。
2013-01-15 00:04:02 via web