2013年03月10日のツイート
@harapion: 昨晩の柄谷のトリウム原発に関する論は、柄谷行人公式ウェブサイトで検索すると原文が読めます。なお、原発というものは原理的に死の灰を生み出してしまうので、トリウムでも最終解決にはなりえません。
@harapion: 『哲学の自然』(太田出版、27頁)で、國分功一郎氏が注目している柄谷行人の説が興味深い。柄谷はトリウムを使った原発からば、今と比較すればまだ安全面でマシな施設ができるのに、ウランにこだわるのは、核兵器の材料であるプルトニウムが取れるからだと考える。
2013-03-10 00:59:36 via web
@harapion: (2)「一神教」と言うと、誤解を生ずるので、一旦”X”とすると、この”X”は、自然(太陽)からの贈与を受け取らず、人間と自然を切り離す思考であり、生態系の外部であるべき核エネルギーを、内に取り込み、人間だけで自律しようとする思考であり、傲慢なハイアラーキーの思考という事になる。
2013-03-10 00:47:38 via web
@harapion: (1)『日本の大転換』で、原発を推進してきたのは「一神教」的思考としたことについて、中沢新一は『哲学の自然』(太田出版、30頁)でカトリックの人などから批判があったことを認め、本当に言いたかったことを語っている。「一神教」以外の別の喩えを考えないといけない。
2013-03-10 00:37:10 via web
@harapion: 「「停電」「お祭り」「デモ」と言ったらもう出生率が上がるほかない。」←これって、中沢先生の冗談だよね?(中沢新一+國分功一郎『哲学の自然』太田出版、43頁)この対談、絶好調だね。気兼ねがないから、深いところまで語り尽くすことに成功している。
2013-03-10 00:29:12 via web