2013年09月19日のツイート
@harapion: (6)エルンスト・マッハは、物理学者。アインシュタインの相対性理論に影響を与えた。URL今の人は、現代の最先端科学理論に対応した考えを持たないとね。
2013-09-19 00:41:37 via web
@harapion: (5)中沢新一『はじまりのレーニン』(岩波現代文庫)は、マッハを「「経験」というものだけで構成された世界の記号論であり、システム論であり、サイバネティックスだ。」(47頁)とし、「人間の意識の外にある、客観的実在性」(50頁)を認めるという意味での唯物論から、マッハを否定する。
2013-09-19 00:32:28 via web
@harapion: (4)精神分析のジャック・ラカンの鏡像段階説も、自我を第二次形成体と見做す考え方である。廣松渉の発想は、やはり構造主義的である。一方、アルチュセール『レーニンと哲学』(人文書院)は、マッハの経験批判論を新カント主義的な観念論とし、唯物論の観点から批判しなければならないとする。
2013-09-19 00:22:36 via web
@harapion: (3)エルンスト・マッハは、レーニンの『唯物論と経験批判論』の攻撃対象なので、廣松渉がマッハを自身の体系に取り込むのは異例の事である。なぜマッハなのか。それはマッハが感覚を第一次的存在とし、物体や自我を第二次的形成体としているからである。『事的世界観への前哨』ちくま学芸文庫92頁
2013-09-19 00:12:03 via web