2014年10月30日のツイート
@harapion: 竹本健治『パーミリオンのネコ1殺戮のための超・絶・技・巧』(徳間文庫)の2冊めを買う。(一冊だけだと痛んだりすると厭じゃない?)内容紹介に、「百万に一つの失敗もないという”パーミリオンのネコ”」とある。「私失敗しないので」という女医のドラマに対抗するには、これの実写しかない!
@harapion: @obokechan999 沫嶋黎士は「何度でもやる、勝つまでやる」と口癖のように云いますが、ひとつは安堂麻陽を守りたいという意味であることは当然ですが、人類の未来が賭けられているから、負けても諦めるわけにはいかないという意味が入っていると思うのです。
@harapion: @obokechan999 単に安堂麻陽を救うだけではなく、安堂麻陽を救うことで、人類の未来を守る、そういう壮大な愛の物語として「安堂ロイド」を観ていました。SFってそういう未来を胚胎する現在への批評がないと駄目だし、それによって人類の方向性を変えさせるものだと思うのです。
@harapion: RT @obokechan999: @harapion 読ませていただき、勉強になりましたん!ありがとございますん☆彡最後の一文「大量死が恒常化した現代に抗して創られた」ていうのは思てもみないことでしたん!「安堂ロイド」は現代社会に対する批評だったのですねん!
@harapion: アンドレ・ヴェイユ著、稲葉延子訳『アンドレ・ヴェイユ自伝 ある数学者の修行時代』(シュプリンガー・フェアラーク東京)を入手する。幼い時の、妹シモーヌ・ヴェイユとの写真が載っている。兄のアンドレは、ブルバキのグループに加わり、『数学原論』は数学の構造主義と呼ばれるようになる。
@harapion: ルネ・ドーマル著、建石修志画『虚空人と苦薔薇の物語』(風濤社)がリツイートされたので、補足を。この物語は、澁澤龍彦が愛し、ホドロフスキーが「ホーリーマウンテン」として映画化した『類推の山』(河出文庫)の一節。竹本健治著、建石画『虹の獄、桜の獄』(河出)と共に書架に置きたいですね。
@harapion: 第35回日本SF大賞のエントリー、P11に私の「安堂ロイド」評が掲載されました。URLP11には、巽孝之氏、藤原編集室の名も。専門の人は、結構、熟考した上で期限ぎりぎりに出して来るのかも知れません。
@harapion: 先ほどの400字詰め原稿用紙では、細部にわたる話は出来なかったが、例えば「安堂ロイド」で、感情のプログラムをサプリがインストールする以前に、ARX IVが味覚のプログラムをインストールしたという話は、京極夏彦の『ルー=ガルー』を意識すると、深い意味があると考える。