2015年08月03日のツイート
@harapion: ミステリのジャンルに、社会派に代わって新本格派が登場した時、リアリズムに立脚する作家・批評家は「人間が描けていない」と批判したが、新本格派の描く人間と、ボカロ等の人工的な音と、ポストモダニズムには何か似た項があるのではないか。URL
@harapion: 今度出る同人誌『前衛都市を知りたい子供たち』のために書いた文章に、「ソウルフルでない」「実存的な身体性に欠けた音楽」という批判は、ポスト構造主義に対する現象学派の批判に似ているとしたが、ボカロは、身体性に欠けた音楽の極致ではないか。URL
@harapion: 坂本龍一『書物の地平線 本本堂未刊行図書目録』(朝日出版社・週刊本)の帯に「神経細胞に直結。言語的に構造化される直前のゆらぎをコミュニケートする欲望。」という浅田彰の発言が載っている。天馬さんの「そのまま出す」とはそういう事なのでは。URL
@harapion: 人は神様ではないので、書き手の生命は甦らせる事はできないが、人は読む事で、その人の在りし日の精神を甦らせることができる。そう信じる事にしよう。
@harapion: 出口裕弘氏まで亡くなってしまった。ショック。cafarde雑記帳*|出口裕弘死去 URLバタイユの『内的体験』や『有罪者』の訳者であり、中井英夫『虚無への供物』(講談社文庫版)の解説者……。