2015年08月04日のツイート
@harapion: 夢野久作を通して、暗いエネルギーの秘密に迫ろうとしたと思われる鶴見俊輔に、『虫けらどもをひねりつぶせ』を書いたセリーヌを分析して、アブジェクシオン(おぞましきもの)を軸にファシズムの秘密に迫ろうとしたクリステヴァの『恐怖の権力』を読んだ形跡があったかどうか。
@harapion: 鶴見俊輔に近い筋の久野収は、ヴィルヘルム・ライヒの『階級意識とは何か』(三一新書)を訳している。W・ライヒといえば、代表作は『ファシズムの大衆心理』である。人々はなぜファシズムを欲するか、が主題だから、暗いエネルギーの脅威を感じていた鶴見の関心に近いものがある。
@harapion: 古いミステリを読んでいると、暗い得体の知れないエネルギーが、闇の中に潜んでいる、という不安感を覚える。歴史の中で、暗いエネルギーが噴出する事で、民主制が脅かされるという危惧を鶴見俊輔が持っていたというような話を、最近ここでしたが、クリステヴァの『恐怖の権力』に近い主題では?
@harapion: 海野十三の「赤外線男」(『獏鸚』創元推理文庫収録)。別の推理を組み立てる事はできないだろうか。霧のスクリーンに対し、人型にした赤外線を照射して、赤外線モニターに映し出して、赤外線男が実在するかの如く偽装する、とか。(海野十三はそんな事は書いてないので、ネタバレではないよ)
@harapion: 海野十三(日下三蔵編)『獏鸚 名探偵帆村荘六の事件簿』(創元推理文庫)、帆村荘六ものをまとめて読めるので良い。科学的発想に基づく奇想と、にもかかわらず腑におちる解決。さらに続けて、『火葬国風景』という短篇集が、来月出るらしい。
@harapion: 絆創膏は、モイストヒーリング(潤湿療法)対応のものが、最新式?傷口を清浄にした後で、傷口から出る体液による治癒力を引き出すため、乾かさないようにする(かさぶたをつくらせない)。2例URLURL
@harapion: RT @odg1967: 日本の電子書籍の奥付が紙版との連続性を無視している(初版の発行年とか電子版が紙の第何版に依拠いているとか、紙版の解説を省いているとかいう情報が示されていない)のは、紙版の代わりに電子版を利用しようとしている者にとって非常に迷惑であること、版元にはご理解…
@harapion: RT @rooftop1976: アーバンギャルド浜崎容子のバラ色の人生 第三十五回「卒業式 其の弐」(Rooftop2015年8月号)URL URL
@harapion: RT @kafka_kashiragi: カフカの日記や手紙を新訳でご紹介するWeb連載、本日、3回目がアップされました。URL無料でお読みいただけます。バックナンバーも今月中はお読みいただけます(来月、1回目は消えます)。ど…