2016年12月09日のツイート
@harapion: なぜ、音楽家ジョン・ケージのキノコ研究や、民俗学者・生物学者南方熊楠の粘菌研究が、浅田や中沢をひきつけたのか。彼らは、ドゥルーズ=ガタリのn個の性という考え方を、キノコや粘菌のうちに見ようとしたのではなかったか。
@harapion: 中沢新一の場合、続いて南方熊楠の研究、『森のバロック』があり、南方が粘菌のうちに、生と死の中間を見ようとしたとする。更にいえば『浄のセクソロジー』に収録された同性愛や両性具有、性の多様性といった現象の基本形が、すでに粘菌のありようのうちに示されていると考えた。
@harapion: 浅田彰が「キノコの音楽」『ヘルメスの音楽』に収録、を書いたほぼ同時代に、中沢新一も『雪片曲線論』のジェネレーター1を書いていた。両論考とも、ジョン・ケージの『小鳥たちのために』に拠っており、キノコの胞子と菌糸のネットワークから、多数多様性や横断的な交通を見ようとしていた。
@harapion: RT @drydeniana: 成宮氏の芸能界引退の報道、本人のメッセージに「この仕事をする上で人には絶対に知られたくないセクシャリティな部分もクローズアップされてしまい」とある点、ここが重い。薬物をめぐる問題とは別に、アウティングの問題があり、薬は否定で済むけど、むしろご本人…
@harapion: RT @hiroyuki9999: 成宮さん、頑張ってほしいなあ。
@harapion: RT @momentsjapan: ?成宮寛貴さんが芸能界引退を発表「本当にごめんなさい、そして、ありがとうございました。」と直筆コメントを発表しました。URL
@harapion: RT @amanomikatahara: 『涙香迷宮』竹本健治 著 講談社これぞ「日本語」の奇蹟。暗号ミステリの頂点??明治の傑物・黒岩涙香が残した最高難度の暗号に挑むのはIQ208の天才囲碁棋士・牧場智久! URL
@harapion: RT @kodanshabunko: 今年の「このミス」国内編1位は竹本健治著『涙香迷宮』が選ばれました。おめでとうございます!そして著者のデビュー作『匣の中の失楽』URL も新装版が4刷と絶賛発売中。『ドグラ・マグラ』『虚無への供物』『…
@harapion: RT @takemootoo: というわけで『涙香迷宮』がこのミステリーがすごい! 1位ミステリマガジン ミステリが読みたい! 2位週刊文春 ミステリーベスト10 3位本格ミステリ・ベスト10 4位本格ミステリー・ワールド 「黄金の本格」に選出という望外の評価になり…
@harapion: RT @kunikikuni: わーい! 竹本さん、本当におめでとうございます!( ´ ▽ ` )ノ(由) URL
@harapion: RT @naohikoKITAHARA: このミス1位の竹本健治氏『涙香迷宮』、刊行時に竹本さんがサイン本行脚で上京なさった際、終着点の西荻窪・盛林堂書房でサイン頂いた。竹本さん宿泊先の喜国雅彦夫妻がイベントで帰宅が遅いと聞き、急遽竹本さんと担当さんとわたしで飲み屋で食事(時間…
@harapion: RT @amass_jp: エマーソン、レイク&パーマーやキング・クリムゾンでの活躍でも知られるグレッグ・レイクが12月7日、癌のため死去。EL&PのFacebookページにて明らかにされています。69歳でした URL
@harapion: 近刊の中沢新一・小澤實『俳句の海に潜る』俳句ということで『日本文学の大地』の系統の本にも思えるし。甲州・諏訪ということで細野晴臣との『観光』を想起させる本でもあるし。縄文の古層ということで『アースダイバー』や『精霊の王』の系統の本にも思えるし。多分、その全部なのでしょう。
@harapion: RT @harapion: @tugomi 聞き手は、天才ヤスケン(安原顯)ですね。『マリ・クレール』で、浅田彰が「スキャンダルな午後」という連載をしていたことがあって、あの時、編集者はヤスケンだったのでは。『マリ・クレール』から飛び出した企画、ぼくらはカルチャー探偵団『読書の…
@harapion: RT @harapion: @tugomi 『読書の快楽』で浅田彰は、金井美恵子『兎』などの小説の他、山岸涼子『天人唐草』、大島弓子『F式蘭丸』、森川久美『レヴァンテの黒太子』、猫十字社『黒のもんもん組』、玖保キリコ『シニカル・ヒステリー・アワー』、楳図かずお『わたしは慎悟』な…
@harapion: RT @kuroken01: 『2017本格ミステリ・ベスト10』(原書房)が届きました。20周年記念拡大版。僕もいつもどおり投票させていただき、併せて近況も載せております。どーぞよろしく。 URL
@harapion: 稲垣足穂『ヰタ・マキニカリス』(河出文庫)が、1巻本で刊行された。(以前のヴァージョンは二巻本)今後『少年愛の美学・A感覚とV感覚』『天体嗜好症・一千一秒物語』と、合本で刊行される。溶けない名前の「おやすみA感覚」に入っている「ヰタ・マキニカリス」を聴きながら読むと良いかも。