アレクセイ氏からの手紙
本日、アレクセイ氏からメールが届きました。
ご存知ない方に説明しておきますと、ついこの前までマイミクで、現在、プロテクトをかけている方です。
なぜ、このようなことになったのかといえば、ここの日記のバックナンバーを読んでいただければ判ると思います。
事の発端は、アレクセイ氏が「アレクセイの花園」で、2月11日(日)01時01分22秒に
>Keenさまやはらぴょんさまが指摘なさっているような、「意識とは何か」「生命とは何か」「恋愛とは何か(可能か)」といった哲学的な問題提示を別にしても、本書には『匣の中の失楽』以来、連綿と続いている、竹本健治ならではの「過剰性」「逸脱性」が見て取れます。
例えば、
『「どうしたんだよ、そんな顔して」
(…)
「いや、実はかくかくしかじか」』(P53)
という『狂い咲く薔薇を君に 牧場智久の雑役』でも使われた、「メタ・フィクション」的手法。
と書いたことにあります。
私は、同様の指摘を『キララ、探偵す。』のレビューとして、2007年02月01日 00:16に、ここに書いています。アレクセイ氏は、一日一度以上はここに足あとを残していましたから、それを見ていた可能性が非常に高い。にも関わらず、最初に発見したのが、自分であるかのように書いたわけです。
私はこの件については、とやかく言うつもりはなかったのですが、その後、アレクセイ氏は私に圧力をかけて、黙らそうとしました。私はその件に、腹を立てたわけです。
アレクセイ氏の狙いは、私を動揺させて、『キララ、探偵す。』のレビューに加筆・訂正をさせて、2007年02月01日 00:16という数字を、自分の発見より遅い時間帯にさせることだったと考えています。
今回のメールで、もはや友情関係などないことなどわかりきっているにも関わらず、マイミク関係の再開を迫るのは、私の監視をやりやすくするためであると考えられます。
ただ、アレクセイ氏自身、自身のやっていることの意味がわかっていないようで(私が盗作者に説教を受けている心境になっていることに、想像力が及んでいない)、それが私の不徳ゆえなのかも知れません。私に問題が多すぎるがゆえに、いくら憎んでも憎み足りない気持ちになるのでしょう。私もまた、一層自身に厳しくあらねばならないと思います。
現在、mixiの日記は平穏無事に進んでいるかのように見えますが、それはつかの間の平和に過ぎないことがお分かりいただけたかと思います。
他に迷惑をかけないために、それ用の専門コミュを立てるというのもひとつの方法ですが、喧嘩のためのコミュというのは宜しくないのではないかと思います。また、私としては喧嘩につきあうつもりもありません。
(本件、mixiの日記と同一です。)
以下は、アレクセイ氏からの手紙です。アレクセイ氏側の主張が、これでわかるでしょう。
(アレクセイさま、掲載が宜しくないようでしたら、お知らせ願います。)
☆はらぴょんさん
貴方にはまったく失望させられます。
こないだの論争で、私のことを「もっと信じれば良かった」みたいなことを書いて「反省」を示していたはずなのに、いまさら閲覧拒否の逃げ隠れですか? こういうやり方が貴方自身のためにならないというのが、どうしてわからないのでしょう
か?
私は、こないだの論争を始める前に「警告」を発しておきましたよね。それに対して貴方は「おとぼけ」で誤魔化そうとした。その結果が、アレでした。
だから、貴方に学習能力があるのであれば、私のこの2度目の「警告」には、真剣に耳を傾けて、今の安易な「逃避」的態度を即刻、改めるべきです。
貴方もご承知のように、愚か者の採る態度というのは、だいたいパターンが決まっています。
まず、批判されると、
・ とぼける(誤魔化そうとする)
・ わめく
・ 逃げる
・ 証拠湮滅する
というパターンです。――今回の貴方の行動も、これそのままです。
貴方もご承知の、コミュ【笠井潔】の管理人氏も然り、私をコミュから「排除」しようとした「東野圭吾やミステリ関連コミュのメンバー」も、また然りです。貴方の、私との論争以降の態度は、これらの人となんら選ぶところはありません。
しかし、これらの人と貴方とは、根本的に立場が違います。つまり、貴方は、これまでこういう人たちをバカ扱いにして否定してきたし、なにより貴方は、私という存在を「ミクシィ」に引き込んだ当人だということです。
貴方は、私を「ミクシィ」に誘った理由を「アレクセイさんという触媒を、ミクシィと反応させたら、どんなことが起こるのか、ちょっと興味があったからだ」というようなことを書いていらしましたよね。ところが、その結果、自分までもが「反応
」の対象になった途端、無責任にも頬かむりの「逃避」を始めてしまう。この点では、貴方はこれまで私に批判されてきた人たちの誰よりも、無責任な愚か者だと非難されてしかるべきでしょう。
言うまでもないことですが、思想家であろうと哲学者であろうと批評家であろうと、現実の直視を避けては、何も語る権利などありません。自分の見たいものだけを見て、いい加減な(ご都合主義的な)意見を構築することしかできないような人間に、誰だって、わかったような講釈を垂れられたくはない、ということです。
私を「ミクシィ」に引き込んだ責任を採って、貴方が「ミクシィ」を撤退するというのであれば、まだしもマシでしたが、貴方が実際になさったことは、私をマイミクから外し、閲覧拒否にして「のうのうと生き残る」ことでした。
もちろん、貴方には他にマイミクもいるし、自身が管理人をつとめるコミュニティーもあるから、そう簡単に「ミクシィ」から撤退するわけにはいかなかったのでしょうが、それは所詮、貴方個人の都合であって、言論人としては「無責任」のそしり
を免れる理由にはなりません。そんな人間が「哲学」や「思想」を知ったかぶりに語るなんて、ちゃんちゃらおかしい、という意見は「正論」としか言えないでしょう。
つまり、私が論争のなかで「証明」したように、貴方は本質的に非常に「弱い」人間です。学力的な能力はあるかも知れませんが、その性格的・人間的な「弱さ」のゆえに、傍から見ていれば「どうして、こんな愚かな反応をするんだ?」というよう
な「愚行」に走りがちな人です。事実、淳さんは、そう書いていました。
『☆ 淳さま
> それにしても頭の良い人、例えば加田ッ鳥屋さんなどが、
> 何故こうなってしまうのか、僕にはわからないんですよね。
簡単にいえば、いわゆる「頭の良さ」で「人間性(人柄)」は越えられない、ということです。
「頭の良さ」は、あくまでも、その人の「人間性(人柄)」の許容範囲内でしか、機能しない。
つまり、「心が畏縮」すれば、人はどんどん「バカになる」んですね。
だから、追いつめられると「あんなに頭の良い人が、どうしてこんなバカ丸出しなことをするんだ?」ということになるんですよ。
> 僕なんか遥か及ばぬ読書量と知恵をもってらっしゃり、
> 文章も書ける人なのに…わからん。。。
というようなことは、小学生が「漢字博士」だとか「円周率を200桁まで言える」とか「ポケモンの名前を全部記憶してる」などといったことと、本質的には、なんら変わりません。そんなことは「人間性(人柄)」が無くても、つまり機械にも可能なことなのです。
ただ、機械には「人間性(人柄)」がありませんから、「人間性(人柄)」が「インプット・アウトプット」の妨げになることもありません。だから、人間以上に膨大なデータを、滑らかに「単純処理」することも可能なのです。
したがって「勉強すれば、人間が磨かれる(拡張される・鍛えられる)」というわけではありません。「人間を磨くために、勉強をしなければならない」のです。
それがわかっていない人は、「知識オタク」という「単なるバカ(暗愚)」にすぎません。「死んだ知識」は、人間性(人格)を「眠り」こませこそすれ、磨いたり、拡張したり、鍛えたりして、人を「覚醒」させることはないのです。 』
しかしながら、貴方の場合は、仮にも「友人」の一人と認めた人ですから、いきなり斬りつけるようなことはしません。言論人であれば、そうされても当然なんですが、私は貴方に、いわば「武士の情け」をかけてあげており、こないだの論争の前に
も「私はこんなに怒っているのだぞ。やると言ったらやる男だぞ」ということを、とても分かりやすい「警告」として伝えました。しかし、愚かな貴方はそのメッセージを理解できずに、言わば「自らの墓穴を掘る」ことになったのです。
ですから、今回の「2度目の警告」にも、反省して、素直に従った方がいい。ここまで縷々説明してきたとおり、貴方の今回の態度は「卑怯な逃げ」以外の何ものでもなく、そんなものを認めてくれるのは、貴方の「身内」だけでしょう。だから、即
刻、私をマイミクに戻し、閲覧拒否を解除し、すべてを元の状態に戻すことです。
べつに私は、貴方のマイミクに戻りたいとは思いません。これはあくまでも貴方の今回の「愚行」を改める(元に戻す)チャンス、つまり「無かったことにする」チャンスを与えてあげているだけです。だから、貴方がそれを拒否すれば、私はこのメ
ールを含めて、貴方のなさったことを、すべて公にするでしょう。そうなった時に、自分の愚かな行いにおいて、ダメージを受けるのが誰なのかを、よくよく考えた方が良い。
これまでだって、貴方が周囲の甘言に惑わされずに、私の忠告にしたがっておれば、ここまで恥をかかなくても良かったはずです。その現実を、しっかり直視して下さい。
前にも書きましたが、私は「やると言ったら、やる男」です。だから、対応は早急にしたほうがいい。明日になれば、貴方がなさったことは、すくなくともlainさんや淳さんや乱蔓さんには、自ずと知れてしまいます。そうなれば、私もいつまでもこ
の状況について沈黙するつもりはない。私は「やられたら、やり返す」人間であることを忘れないで下さい。つまり、笠井潔言うところの「ダチョウの論理」は通用しない。
貴方が逃避しても、私が現実的に動いて、事実を満天下に明らかにする、ということです。
大の大人が、逃げたり誤魔化したりすることを、恥じて下さい。貴方が尊敬する人たち、例えばドゥルーズに恥じて下さい。ドゥルーズは、決して貴方の態度を支持したりはしないはずですよ。そして、ご自分がこれまで、他人に対して下した評価を思い出して下さい。そのあたりのことを、しっかり考えて思い出して、現実を直視し、反省し、今回の愚行を早急に改めて下さい。
なんども言いますが、これは「警告」です。その覚悟で、責任ある対応を願います。 アレクセイ