2012年10月26日のツイート
@harapion: 稲垣足穂・梅原正紀編著『終末期の密教』(産報)の第4章、山尾三省による「部族を志向した聖集団」。部族とは国家とは全く異なる、「統治する?統治される」関係ではない。土から生まれ、土に帰る……愛と自由と知恵によって結びついた社会。これって、ピエール・クラストルの「国家に抗する社会」?
2012-10-26 22:42:25 via web
@harapion: よく思うと奇妙な本だ。梅原正紀は公害問題に対抗する呪殺祈祷僧団のことを書き、稲垣足穂は空海のうちに男性的形而上学を見出し、山尾三省は国家的統治とは対極的な部族の宣言をする。稲垣足穂・梅原正紀編著『終末期の密教』(産報) URL
2012-10-26 22:37:14 via web
@harapion: 共時性が働いているのだろうか?「アニメーションソング」(アーバンギャルド『少女都市計画』)は、触覚や痛みを通じて、アニメという幻想世界の<外部>の現実に触れる歌だった。同様に「ノンフィクションソング」は、震災や原発事故によって、サブカルの<外部>の荒野に押し出された私たちの歌。
2012-10-26 00:13:55 via web
@harapion: 「ノンフィクションソング」(アーバンギャルド『ガイガーカウンターカルチャー』)は、他人事に思えない。3・11後の世界で、私たちも<生きろ>というメッセージを作品に込めようとし(URL)、羞恥心へったくれで<死んじゃだめだ>を連発した時期があった。
2012-10-26 00:04:53 via web