2013年05月11日のツイート
@harapion: 栗本慎一郎が、坂口安吾の「飛騨・高山の抹殺」を気に入っているという証拠は、カセットテープで持っている。「人を語る 坂口安吾」、たぶんNHKの番組だと思う。B面に「浅田彰が語るグレン・グールドの世界 1992.9.17 教育TV PM8:00」とあるから、これもその頃の番組かも。
2013-05-11 23:03:29 via web
@harapion: 栗本慎一郎が、特に気に入っている坂口安吾の著作は、「飛騨・高山の抹殺」(『安吾新日本地理』河出文庫等に収録)URL URLである。
2013-05-11 22:49:54 via web
@harapion: 栗本慎一郎に、坂口安吾の影響があるのではないかと最初に指摘したのは上野千鶴子だったと記憶する。中沢新一も『パンツをはいたサル、国会へ行く』(光文社)冒頭の「支援の言葉」で「栗本慎一郎は堕落した。しかも、坂口安吾的な意味において、彼はすすんで堕落の道を選んだのだ。」と書いている。
2013-05-11 22:44:02 via web
@harapion: ピエール・ド・マンディアルグ、澁澤龍彦訳『ボマルツォの怪物』(河出文庫)で知られるボマルツォの怪物公園が、サントリーのやさすいのCMに取り入れられるとき、異端文学のなかの毒々しい質的差異が、無害化され、商品付加イメージの差別化に変換されてしまう光景に出くわし、当惑を覚えてしまう。
2013-05-11 21:11:42 via web
@harapion: @Lesescenario はい、例えば『世界共和国へ』(岩波新書)で、柄谷行人は、カール・ポランニーが「互酬や商品交換のほかに「再分配」をあげてい」るとし、「私もその区分に従っている」としていますね(49頁)。尤も、その後で柄谷の見解による批判がありますから、批判的読解ですが。
2013-05-11 05:52:44 via web to @Lesescenario
@harapion: 栗本慎一郎に、坂口安吾論を書かせるべきだった。今からでも遅くはないと思うのだが。栗本には、他の日本の思想家とは違う独特のところがあり、それで西欧ではなく東欧とか、外知でなく暗黙知とか、時流に反する選択をさせているのだが、その核心部分に安吾の史観が作用している気がする。
2013-05-11 00:42:48 via web
@harapion: 栗本慎一郎『パンツをはいたサル』、中国語訳が出ているのですね。URL
2013-05-11 00:12:00 via web
@harapion: @Lesescenario 時数の関係で省略しましたが、『経済人類学』「学術文庫版まえがき」の4頁です。
2013-05-11 00:09:06 via web to @Lesescenario